ドイツ式フットケア

ドイツ式フットケアについてご紹介します。
ドイツ語で「足学」の意のポドロギーは、ドイツでの国家資格です。
1930年頃にすでに体系化されていた足の健康法・フスフレーゲから、医療的ケアとして職業的に分化したものです。特に医療現場での必要性が高く、様々な分野でポドロギストは活躍をしています。

小柄で靴文化の歴史が浅い日本人に向け、日本の法律・習慣・環境・ニーズに適応した実践的理論と技術を加え、体系化したオリジナルのフットケアシステムが「JPポドロジー」です。ドイツから輸入した最新の機器で、足の表面に現れる様々なトラブルをケアするだけにとどまらず、そのトラブルの原因になっている『構造と機能の衰え』に着目しケアをします。

巻き爪は、爪が巻いて皮膚に食い込み、時には痛みを伴ったり、さらに、悪化すると腫れ、化膿などを引き起こす場合もあり、歩行が困難になることも。老若男女を問わず10人に一人が巻き爪と言われており、原因として、誤った爪のケア(切り方)や、爪への負担、爪の乾燥、外反母趾などの足の変形、靴の選び方、など様々な要因が複雑に関係してきます。早めのケアが必要です。

B/S SPANGE取り扱い認定治療院

B/S SPANGEとは、爪を切らず、特殊な形状記憶プラスティックの補正板を直接爪に接着させ、その補正板の広がる力を利用し巻き爪を矯正する、最新のドイツ式矯正法です。

補正板は透明で目立たず装着時の痛みもありません。3週間から4週間に1度の交換で無理なく巻き爪を矯正します。初診時、どうして巻き爪になったのか、また、どうしたら補正後に再度巻き爪にならないかを細かくカウンセリングいたします。

高齢者では87%が何らかの足トラブル

日本では、巻き爪、タコ・魚の目をはじめとする足のトラブルは、年齢と共に増加し75歳以上の高齢者では87%が何らかのトラブルを持っていると言われています。 足のトラブルは、戦後約50年以降、生活様式の変化から、合わない靴の着用、運動量の低下など、様々な要因から増加しています。 また、近年では幼児の外反母趾や5本の趾が接地せず転倒するケースなど深刻さを増しています。日本ではまだ馴染みの薄いドイツ式フットケアですが、ヨーロッパでは、18世紀初頭にハイヒールが流行し、男性貴族までが競って、かかとの高い靴を履いたため、足をいためた人が続出し、そこではじめて足の治療「フットケア」が現れました。

足の改善で全身の改善

足の痛み、不快感を我慢することにより、知らず知らずの間に歩行のバランスが崩れ、「膝の痛み」「腰痛」などの原因となります。 しかし、多くの足の痛みやトラブルは、プロによるフットケアで改善されます。足を健康できれいな状態にすると歩行バランスも直り、一見関係ないと思われる体のいろいろな症状が改善されます。